衝突マスク(スプライトオブジェクト用)
スプライトエディターには、すべてのアニメーションの下に当たり判定を編集ボタンがあります。
このボタンをクリックすると、衝突マスクを編集するための新しいダイアログが開きます。衝突マスクとは、簡単に言えばスプライト内のある領域を示しているだけの情報ですが、これは当たり判定の際にチェック対象として機能し、まさに下図のような状態を避けるために使用されます。
カスタマイズした衝突マスクを追加するには、カスタム衝突マスクを使用するオプションをクリックします。
既定ですでに衝突マスクが存在しますが、足りなければ画面右下の[+]ボタンをクリックしてカスタム衝突マスクを追加できます。
画面に表示される赤いアウトラインの頂点をマウスでドラッグ移動して、希望する衝突マスクの形に整形しましょう。頂点が足りなければ、全ポイント座標の下にある黒丸内の[+]ボタンをクリックして頂点を追加できます。この例で使う衝突マスクの場合は、次のような感じになりました。
Note
多角形は必ず凸面体になるように注意してください。つまり角度が 180 度を超える頂点が一つもないようにしてください。
マスクを追加し終わったら[閉じる]をクリックしてプロパティに戻り、次いで[適用]をクリックします。
この例で作成した衝突マスクは、先ほどと同じ条件下ではるかに良い結果をもたらします。
同じスプライトの他のアニメーションで別の衝突マスクを使いたい場合は、すべてのアニメーションで同じ衝突マスクを共有するオプションを無効にしてください。
同じスプライトの別のインスタンスで別の衝突マスクを使いたい場合は、このアニメーションのすべてのスプライトで同じ衝突マスクを共有するオプションを無効にしてください。