プラットフォーマー チュートリアル Part 7:敵がプレイヤーを殺せる(そしてプレイヤーも敵を殺せる)ようにしよう
今回は、敵をやっつける――そして敵にもプレイヤーをやっつけさせる――方法を説明します。
シリーズ
いま読んでいるのはプラットフォーマー チュートリアルの Part 7 です。
- プラットフォーマー チュートリアル Part 1
- プラットフォーマー チュートリアル Part 2
- プラットフォーマー チュートリアル Part 3
- プラットフォーマー チュートリアル Part 4
- プラットフォーマー チュートリアル Part 5
- プラットフォーマー チュートリアル Part 6
- プラットフォーマー チュートリアル Part 7
- プラットフォーマー チュートリアル Part 8
ステップ 1:プレイヤーを殺す
敵に接触するとプレイヤーが死ぬようにします。プレイヤーを「キル」する一番簡単な方法は、敵と接触したときに「Player」オブジェクトを削除することです。
次の手順で、敵と接触した「Player」オブジェクトを削除します。
- 新しいイベントを作成します。
- 「Player」オブジェクトの衝突条件をイベントに追加して、「Slime」オブジェクトとの接触をテストします。
- 「Player」オブジェクトのは地面上にいる条件を追加します。これはプレイヤーがプラットフォーム上にいるときだけ(つまりジャンプ中ではない)やられるようにするためです。
- オブジェクトを削除するアクションをイベントに追加して、「Player」オブジェクトを削除します。
ゲームをプレビューすると、敵にぶつかったプレイヤーが死にます。
ステップ 2:敵を殺す
ジャンプしたプレイヤーが敵を踏みつけると、敵が死ぬようにします。さっきの手順に似た内容ですが、今度「死ぬ」のは「Slime」オブジェクトの方です。
次の手順で、プレイヤーが踏みつけたときに「Slime」オブジェクトを削除します。
- 新しいイベントを作成します。
- 「Player」オブジェクトの衝突条件をイベントに追加して、「Slime」オブジェクトとの接触をテストします。
- 「Player」オブジェクトには落下中である条件を追加します。これはプレイヤーがジャンプ中のときだけ(つまりプラットフォーム上にいるのではない)敵が死ぬようにするためです。
- オブジェクトを削除するアクションをイベントに追加して、「Slime」オブジェクトを削除します。
ゲームをプレビューすると、プレイヤーが踏みつけた敵は死にます。
(オプション)ステップ 3:敵の頭上で跳ね返る
多くのプラットフォームゲームでは、プレイヤーが敵を踏みつけると、敵の上でプレイヤーが弾むような動きをします。それによって、敵にあるていどの弾力性を感じさせる効果があります。
次の手順で、敵の頭上でプレイヤーが跳ね返るようにします。
- 「Player」オブジェクトに再ジャンプを許可するアクションを追加します。
- 「Player」オブジェクトにジャンプキー押下シミュレーションアクションを追加します。
ゲームをプレビューすると、敵を踏みつけたときにプレイヤーが跳ね返るようになります。
次のステップ
次はプラットフォーマー チュートリアル Part 8 です。